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help リーダーに追加 RSS 「フュージョン」の私的名盤31選(全部合わせて「101」選や!!)

<<   作成日時 : 2008/04/25 21:54   >>

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最近出た「フュージョンガイド本」同様、
「101枚」やれ!?というお声がかかりましたので、
「勢い」があるうちに、行っちゃいます。

Donald Fagen / The Nightfly (1982)

ある意味「究極」「完璧」な「フュージョン」と言えるかもしれない。
作品ラスト2曲の流れが、もう死ぬほど好き。ジャンルを超えた「最大公約数」的名盤。

Donny Hathaway / These Songs For You, Live! (1971)

名盤「Live」に、そこでの未発曲を追加した作品。
オリジナルを超えた「ホワッツ・ゴーイング・オン」はレジェンダリー。
「ヴァルデス・イン・ザ・カントリー」のライブバージョンが追加されたのもうれしい。

Arista All Stars
feat.Michael Bercker,Randy Brecker,Mike Mainieri,Warren Bernhardt,Lary Coryell,
Steve Kahn,Steve Jordan,Tony Levin / Blue Montreux (1978)


スタジオ作よりも、メンツ全員の演奏が「大盛り」になった感のあるおいしいライブ盤。
「2」もあるけど、やっぱりこっちのほうが良い。

Ben Sidran / The Cat And The Hat (1979)

1曲目のランディ・ウェストンのジャズクラシック「ハイ・フライ」の16ビートバージョンは
いつ聴いても本当にカッコいい。マイケル・ブレッカーのソロも名演。
マイク・マイニエリの洒落たプロデュースも冴える。

Billy Cobham-George Duke Band / Live On Tour In Europe (1976)

やや雑然としたサウンドながら、いろんな音のアイデアが泉のごとく湧き出しているような
勢いや熱さを感じさせる。若かりし頃のやや「端正」で「フレッシュ」なジョンスコのギターも聴きもの。


The Brothers Johnson / Look Out For #1(1976)

クインシー・ジョーンズの肝入りで登場したブラジョンのファースト作。
この汗の匂いのしないクールでお洒落なソウルミュージックというものが、
後の「フュージョン」の大きな流れとなる。
クインシーが後に「バック・オン・ザ・ブロック」でカヴァーする「アイル・ビー・グッド・トゥ・ユー」と
「トゥモロー」のオリジナルバージョンも収録。

Chuck Loeb & Andy LaVerne / Magic Fingers (1990)

リーダーのギター&ピアノの2人+ウィル・リー+ディヴ・ウェックルによる、フュージョンセッション。
多重録音なしで、高音質な録音が「売り」のDMPレーベルからの作品。

David Benoit / Every Step Of The Way (1988)

「AORフュージョン」の佳作。
元アンブロージアのデヴィッド・パックの歌入りの3が心に沁み入る。

David Diggs / Streetshadows("Mint Summer"/L.A The Session Vol.2) (1985)

out of print
クインシーの「武道館ライブ」のスコアを書いたのがこの人らしい。
ブラジョンの2人やリトナー、アーニー・ワッツなどを迎えたファンキー&クールなインストもいいけど、
ボブ・カーライルをフィーチャーした「夏の夕日」のようなAORカットが素晴らしい。
下で紹介したポウリーニョ・ダ・コスタ盤同様、これも、ディグスの知名度の問題からか?
「L.Aザ・セッション」としてリーダー名を「偽装」されてた作品。

David Spinozza / Here's That The Rainy Day (1983)

out of print
スピノザ+アンソニー・ジャクソン+スティーヴ・フェローニを中心にした
滋味(=地味)溢れるフュージョン作。

David T. Walker / David T. Walker (1971)

最近やっと初CD化されたデビTの有名作。ほとんど「歌の無い歌謡曲」の世界なんだけど、
デビTがメロを弾くだけで、ソウルになるんだから、あら不思議。

Dizzy Gillespie / Closer to the Source (1984)

日本のキングレコードの金で作った珍しいディズの真正「フュージョン」。
マーカス・ミラーがほぼ一人でサポートした1もいいけど、
テディ・ペンダグラスのメロウなヒット曲のカヴァーの2が最高に気持ちイイ。
歌心全開なテナーソロはブランフォード・マルサリス。
ケニー・カークランド、トム・バーニーらがメインでサポートし、リロイ・ハトソンのカバーである
アルバムタイトル曲には、スティーヴィー・ワンダーがハーモニカで参加。
ディズが客演してるスティーヴィーの「ドゥ・アイ・ドゥ」の「お返し」なんだろな。

Eric Gale / Island Breeze (1984)


ラストに収録されてる「クル」のカバーがカッコいい。数曲にボブ・ジェイムスも参加。
やや、何と言うかこう「くぐもった」ようなサウンドの多い、
ゲイルのリーダー作の中では一番、「エアリー」で「軽快」な作品だと思う。
現在は、この「2in1」の「お得パック」で入手可能。

Fuse One / Fuse One -The Complete Recording


これは上とは逆に、「お得パック」は入手困難で、国内盤の単品で2枚買うしかない。。。
スタクラ、ラリー・コリエル、レニー・ホワイト、ジョー・ファレル、ジョージ・ベンソン、
トニー・ウィリアムス、スタンリー・タレンタイン、ロニー・フォスター・・・などが、
CTIのクリード・テイラーの指揮の下、「商売」で「フュージョン」してみました、という作品。
なんで、ま、ぶっちゃけ、そんなに中身の濃いものじゃないけど、
「スーパージョッキー」のテーマに使われてた「サン・ウォーク」をはじめ、好きな楽曲は多い。
個人的には、「いいフュージョン」というのは、やっぱり、演奏云々よりも、「楽曲本位」なんだよなぁ。
「フュージョン嫌い」のウィントン・マルサリスのクレジットもあるけど、ホーンセクションの一員のみ。

George Duke / Secret Rendezvous (1984)


アルバムタイトル曲がシングルヒットするなど、基本は思いっきり「ブラコン」。
デニース・ウィリアムスやジェフリー・オズボーンなんかのプロデュースで大成功した
ポップセンスが溢れる。
ネイサン・イースト=スティーヴ・フェローニ=ポール・ジャクソンJRの生リズムのグルーヴが
躍動する1曲目が最高にカッコいい。

Greg Mathieson Project feat.Steve Lukather.Jeff Porcaro & Robert"Pops"Popwell
/ Baked Potato Super Live (1982)


「ベイクドポテト」系フュージョンの「教科書」的作品。
一般的にはルークの名演で有名だけど、実は、ここで一番すごいのはジェフ・ポーカロ。
個人的には、彼の「ベストバウト」は本作での演奏だと思う。

Greg Phillinganes / Pulse (1985)

out of print
エリック・クラプトンも演ってたけど、本来は、マイケル・ジャクソンが歌うはずだった、
YMOのカヴァー「ビハインド・ザ・マスク」収録。
ドナルド・フェイゲンがソングライトに関わったAORブラコン「レイジー・ニーナ」もいい感じ。
クインシー〜クラプトンまで、ジャンルを超えて「引っ張りだこ」状態の
「世界一多忙」なキーボード奏者だけに、これ以降、ソロアルバムはなし。

Jaco Pastorius / Jaco Pastorius (1976)

「暴言」を承知で言わせてもらえば、ジャコのソロアルバムはこれ1枚で十分だと思う。
それだけ、ここでのジャコのベースをはじめとする演奏全体の完成度は完璧。

Jeff Lorber / It's A Fact (1982)

AORな歌モノとファンキー&メロウなインストのバランスが絶妙。
サンタナのヴォーカリストだったグレッグ・ウォーカーをフィーチャーしたAORナンバーの
タイトルカットと、ロニー・ロウズの「オールウェイズ・ゼア」のファンキーなカバーが特に良い。

Ramsey Lewis & Nancy Wilson / The Two Of Us (1984)

オープンニングの「インチキ臭い」日本語のナレーションの入る、
ダサダサのテクノ調の曲で、いきなり「コケる」けど、それ以降は、極上のAOR調のクワイエットストーム。
デヴィット・ロバーツのカバーの2とか、レオン・ウェアの4、ゴスペルシンガー、ダリル・コーレイとの
「メロメロ」なデュオナンバーのタイトルカットなど・・・名曲の連続。
スタンリー・クラークのプロデュースながら、ベースは弾いておらず、レディ・フレディ・ワシントンにお任せ。

Randy Brecker & Eliane Elias / Amanda (1985)

out of print
2人が「蜜月」だった時代に作ったややブラジル調のNYフュージョン。
確か、貞夫さんの「ブラバスクラブ」にも出演して、その「よしみ」か6曲目にゲスト参加してる。

Rique Pantoja & Chet Baker / Rique Pantoja & Chet Baker (1987)


ブラジル人キーボード奏者、リッキー・パントーヤと「マイ・ファニー・バレンタイン」の
チェット・ベイカーの2人による「メロメロ」フュージョン作。
チェットはトランペットだけでなく、歌も披露してて、意外にも、こんなメロウフュージョンなサウンドに
ぴったりハマってる。もっとこんなチェットの演奏、聴きたかったよなぁ。

Ronnie Laws / Pressure Sensitive (1975)

インコグニートのカヴァーでリバイバルヒットした「ジャズファンククラシック」
「オールウェイズ・ゼア」のオリジナルバージョンが入ってる作品。

Santana/Wayne Shorter / Montreux 1988 (1988)

数年前、突然、音声のみのCD付きDVDとして発売されたもの。
雰囲気的には、ショーターの「エレクトリックバンド」に、サンタナのギターと彼の打楽器隊が加わって
セッションしてる感じでなかなかカッコいい。
サンタナのジャズへの憧れのようなものがいい形で出ている。

Seawind / Remember (1977-81)

77年のデビュー作から、81年の未発音源までの中からコンパイルしたもの。
ただし版権の関係からか、A&Mから出てた3枚目と4枚目からは選ばれていない。
やっぱり、名曲「ヒー・ラブズ・ユー」を含むファースト作からのメロウグルーヴが一番。

Second Image / Second Image (1983)

out of print (only LP)
レベル42あたりの成功に触発されたのか?83年にロンドンのスタジオミュージシャンが
集まって作ったユニット。メンバーには、後に「マット・ビアンコ」に関わることになる
キーボード奏者マーク・フィッシャーの名前も。
残念ながら、商業的成功をおさめることなく、これ1枚きりで終わりに。
ディスコ、AOR、メロウ、ファンク、テクノがいい塩梅で「フュージョン」した
「幻のブリティッシュ・ジャズ・ファンク」。
「テクノバンド」として有名になった「ラー・バンド」あたりと当時はよく比較されてたなぁ。

Stan Getz & João Gilberto / Getz/Gilberto (1963)

これも立派な「フュージョン」だよなぁ。
ま、「ボッサ・ノーヴァ」は、「ジャズ」「ロックンロール」「R&B」などのアメリカ音楽と、
ブラジルのネイティブな「サンバ」との「フュージョン」だから、当たり前の話なんだけど。

Steps Ahead / Magnetic (1985)

やっと去年、再CD化されて、簡単に入手できるようになったけど、
それまで、初回版CDはとんでもない「プレミア」付きで取引されてた。
音源は単なるシンセサイザーなのに、マイケル・ブレッカーがEWIを使って鳴らすだけで、
超強力な存在感をもったサウンドに化けるという「マジック」を堪能できる。

Steve Khan / The Suitcase〜Live in Koln '94 (1994)

今年発売された「発掘音源」。
ドラムが、スティーヴ・ジョーダンの初代「目撃者バンド」の頃を含めても、
最高レベルに「キテる」壮絶なライブ。ジャクソンのベースが凄杉。。。

The Missing Links / Groovin' (1988)


「ミッシングリンクス」なるユニット名義ながら、実際のアルバムリーダーは、ビクター・ベイリー。
ビックとオマー・ハキムorデニス・チェンバースという「強面」リズムセクションが、
R&Bの名曲群を、シュアなグルーヴで聴かせてくれるユニークな作品。
オーティス・レディングの「ドック・オブ・ザ・ベイ」でリードギターをとるジョン・スコや、
スライの「エブリデー・ピープル」でファンキーにリズムを刻むナイル・ロジャースなど、
楽曲ごとの聴きどころも多い。

Ralph MacDonald / Surprize! (1985)

out of print (only LP)
エリック・ゲイルとリチャード・ティーがそろってラルフのアルバムに
顔をそろえた最後の作品。
その2人にマーカス・ミラー+ロブ・マウンジー+ヴォーカリストによる「極上のメロウグルーヴ」。
ラルフ・マクドナルド=ウィルアム・イートン=ウィリアム・ソールターの
ソングライトチームの曲は、どの曲も本当に素晴らしい。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
とうとう101枚行ってしまいましたか。
今回のレースはTさんのぶっちぎりの優勝です。誰も付いていけません(笑)

クインシーの「バック・オン〜」が好きなので、ブラジョンのファースト作を聴いてみたいです。
ミッシングリンクスも懐かしいです〜
milkybar
2008/04/26 09:32
あっというまの101枚、素晴らしいです。リスト拝見していると、まだまだ聞いてないのがあるなあと感じました。まだまだきき足りないです。

g.Phillinganesは、リリース当時にクインシー好きの友人と噂してましたが、いまだに聞いてません。シークレットランデブー、当時かなりヘビロテでした。コブハムーデュークはカッコイイですね。コブハムのソロアルバム関連ではこれが私的ベストです。ゲッツ/ジルベルトのことはすっかり忘れてました、、、
猫ケーキ
2008/04/26 11:12
milkybar さま

「付いていけない」ほど暴走して
しまいました。(苦笑)
何度もコメントしてるかと思いますが、
「暴走」してしまうほど、
楽しい「企画」でありました。

クインシーの「バック〜」も、
最後まで「選択肢」に残りましたが、
原則「101選」には、出来るだけ重複する
アーティストの作品を選ばないように
したかったので、
クインシーは「スタッフ・ライク・ザット」
のみになってしまいました。

「ミッシング・リンクス」をチェックされてるあたり、「フュージョンマニア」の中でも
「筋金入り」ですね。
T
2008/04/26 23:04
猫ケーキ さま

101枚まで、お付き合い頂き、
ほんとうにありがとうございました。

かなり「パーソナル」なものですので、
「突っ込み」のネタにでも、してして頂ければ
幸いです。。。(苦笑)

フィリンゲインズのソロは、
かなりポップ寄りのサウンドで、
打ち込み部分がかなり多いものなんで、
今の時代に聴くと、やや、古さを感じさせる
ものです。

70年代フュージョンでは、
ジョージ・デュークとの双頭バンドを含め
ビリー・コブハムの作品は、重要なものが
多いですね。
80年代、コブハムはGRPへ移籍し、
「地味〜」なフュージョンを演ってましたが、
これはこれで、結構好きなんですが。
グローヴァー・ワシントンJRとか、
ビクター・ベイリーとかが参加してました。

ゲッツ=ジルベルトは、
無茶苦茶、好きな作品というのもあるんですが、「フュージョンの私的名盤」という
お題目の中での「サプライズ」的なものとして
選ばせて頂いたという面もあります。
T
2008/04/26 23:05

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