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泥沼の「サブプライム不景気」のアメリカでは、 空前の「ブルースブーム」らしいけど、 これもそんな世相を反映したような作品? 手元にある ★715 Willie Nelson / Sings The Blues Jazz @ Lincoln Center Rose Hall NY, Broadcast date:2007.8.31 (1CDR / FM) Willie Nelson(g,vo) Wynton Marsalis(tp) Ali Jackson(ds) Carlos Enriquez(b) Louis Blanding(sax) Mickey Raphael(harm) での共演で気をよくして、作品化に踏み切ったらしい。 現在のウィントンのグループに、ウィリーとブルースハープを加えた編成。 なんで、あくまでもサウンドの基本は、カントリーやブルースというよりも、 ウィントンが志向するトラディショナルなオールドジャズ路線。 ウィリー・ネルソンといえば、独特なコブシで歌う、コテコテのカントリーシンガーという イメージが強いけど、 今までも複数、ジャズクラシックを取り上げた作品を作ってるし、 ここでも、ジャズ〜ブルース側に歩み寄ったパフォーンスなんで、 サウンド的な違和感は感じない。 「ジャズビヨンド」なベン・シドランとかモーズ・アリソンとかを聴くのと 同じような感覚で楽しめる。 全編、「古き佳きアメリカ」を偲ぶが如く、 ハートウォームなコラボレーションが展開してるんだけど、 特に、絶品なのは、「スターダスト」と「ジョージア・オン・マイ・マインド」。 サラッと聴かせているようで、 実は、ウィントンとウィリーの深い音楽的造詣がじわっ〜と心に沁み入るような サウンドは、本当に素晴らしい。 音楽として、最高レベルの高さを持つ作品なんだけど、 ウィントン単独の作品にありがちな「お勉強」的な押し付けがましさは皆無で、 「お酒のお供」になるエンタテイメント性も併せ持ってるあたりは、 ウィリーの歌の効果だろう。 |
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