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help リーダーに追加 RSS Bill Evans "Living In The Crest Of A Wave"

<<   作成日時 : 2008/08/12 01:45   >>

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おそらく世界初CD化となったビル・エヴァンスのファーストアルバムのリイシュー。

これも、ジャズフュージョン界のリイシューの星になった「ウーンディッド・バード」から。

LP時代にちょこっと耳にしたことがあったけど、
ちゃんとアルバムを通して聴くのは、実はこれが「お初」。

原盤は「エレクトラミュージシャン」で、1984年リリース。

「エレクトラミュージシャン」といえば、
後に、新生「ブルーノート」の立ち上げに尽力を注ぎ
社長に就任したブルース・ランドヴァルが仕切っていたレーベル。
なるほど、このビル・エヴァンスも、
ほどなく「エレクトラミュージシャン」が閉鎖になった後、
新生「ブルーノート」へ移籍して、次作「未来から来た男」をリリースしてるわけだけど、
ランドヴァルの「引き」もあってのことだろう。
これはちょっと「余談」。

この作品を制作〜リリースした頃のエヴァンスというのは、
マイルスバンドを「クビ」になった後、
マーク・イーガン=ダニー・ゴットリーヴの「エレメンツ」や、
ジョン・マクラフリンの新生「マハビシュヌ」に参加したりしてたけど、
そのあたりの状況が、
作品の中にも色濃く反映してる感じ。

バックも、イーガン=ゴットリーヴの「エレメンツ」リズムに、
ミッチェル・フォアマンの鍵盤、マノロ・バドレーナの打楽器と言うメンツがメイン。

サウンド的にも、
初期の「エレメンツ」とか新生「マハビシュヌ」の影響を
強く受けたようなものが中心で、なかなか面白い。
あと、イーガン=ゴットリーヴがリズムを務めていた頃の
パット・メセニー・グループのサウンドを彷彿させる場面もあったりする。

ジャズフュージョンがどんどん電子音楽化していた84年という
時代を考えると、不思議なほど、アコースティックなサウンドで、
逆に、だから、今の耳で聴いても、そう古さを感じない。
ま、次の「未来から〜」では、「時流」に合わせた打ち込みバリバリの
フュージョンを演ってるんだけど。。。

初回リリース時は、「ニューエイジ」として
カテゴライズされたりもしてた作品で、
カームな雰囲気の曲で、イーガンのフレットレスが「ボワァ〜ン」と鳴って、
そこにエヴァンスのソプラノが亡羊と絡むあたりなど、
確かに、そう言われれば・・・みたいなパートも無くはないけど、
全体的には、「コンテンポラリージャズ」で、地味に面白い作品。

画像

LP時代の裏ジャケが、
こんな感じで、インナージャケに再現されてるけど、
そこには、恩師マイルスの書いたイラストが。
バンド在籍時には、マイルスの口からエヴァンスを褒めるようなことを
ほとんど聞いたことがなかったけど、
「クビ」にした後でも、「親心」だけは忘れてなかったということか。
ま、復帰後の81年から約2年間、
「オンリーワン」のサックス奏者として雇い続けてたんだから、
口に出さずとも、エヴァンスの才能と力量をマイルスは十分理解していたから
なんだろうけど。
エヴァンスの師匠であり、彼をマイルスへ紹介したディヴ・リーヴマンの
若かりし頃とダブらせて、見ていたのかなぁ。

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