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Swingroo_blog 2009
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Swingroove Review

2007年から、音源の購入履歴やレビューなどは、
ここでやります。

可能な限り、新品、セコハンを含めた入手CDおよびLPを
最悪、履歴レベルにでも、ここに残せればと思います。

また、以前の掲示板同様、メッセージなどもお気軽に書き込んでください。
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師走は「ベスト3」の季節

2009/12/01 15:11

随分前からお付き合いのあるジャズサイトの
ドラさんのジャズ・コーナーさんが主宰となって毎年行われてる「ベスト3」。

その名の通り、その年に聴いたジャズのCDやレコードの中から、
「ベスト3」の3作品を選んで、そちらのサイトで発表して頂けるというもの。

毎年、この企画に参加させて頂くことで、
その年、新たに聴いた新旧作品を目的をもって聴きなおせる
いい機会になってます。

ここ数年は、新たに入手した作品は、
だいたい、このブログに書き記しているので、
その選定には、ブログ開始前よりは、選びやすくなりました。

で、今年の「ベスト3」は、というと、
新譜2作品、再発1作品というものになりました。


3位 Steve Grossman "Perspective"
グロスマンのフュージョン作と侮る無かれ!
今の耳でも十分聴ける骨のあるコンテンポラリージャズ。
マーカス・ミラー(b)バリー・フィナティー(g)レニー・ホワイト(ds)菊池雅章(p)ら
マイルス関係者も参加。1979年作で世界初CD化。


2位 Seawind "Reunion"
29年振りとなったシーウィンドの新作。
やや落ち着いたサウンドになったものの、
ポーリン・ウィルソンの艶やかな歌は往年の輝きを維持。
彼らの代表曲「He Loves You」のセルフカバーには、
アル・ジャロウがゲストで華を添える。


1位 渡辺貞夫 "Into Tommorow"
貞夫さんの久々のスタジオ録音による新作。
ジョン・クレイトン(b)の息子ジェラルド(p)やジョン・ブレイク(violin)の息子ジョナサン(ds)
などのバリバリの若手〜中堅を従えて鮮度抜群のジャズを聴かせてくれる。
超ベテランの年齢を迎えたにも関わらず、アルバムタイトル通り、
未来を見続けた音楽活動に勤しむ姿勢の素晴らしさは言葉で表現できないほど。
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Impressions色々・・・

2009/11/30 01:42
画像

画像


ボクのiTunesの中で、
「インプレッションズ」だけを選曲したソングリストを作ったら
こんな感じになった。

やはり、トレーンの超有名曲だけあって、
ほとんどがサックスフィーチャー。

「アーティスト」のフィールドに出ていないフィーチャリングサックスは、こんな感じ。

「5」マイケル・ブレッカー、
「11」残念ながら、リーダーのミンツァーではなく、アルトのピート・イェリン、
「12」クルといえば、もちろん、ウィルトン・フェルダー、
「16」無名時代のジョー・ロバーノ、ちなみにギターはジョージ・ベンソン、
「18」マイケル・ブレッカー、
「19」サックスソロはNDRビッグバンドのメンバー
「21」カーク・ウェイラム、
「22」は、彼のバンドの無名の人。

また、「3」の「edit version」というのは、
メドレーの頭になってた「India」を、ボクが編集してカットしたもの。

オリジナルのトレーンから、
彼をルーツに持ついわゆる「コルトレーン派」の人や
果ては、メイシオ・パーカーまで、
いろんなアプローチで聴く、
自分の好きなスタンダードの聴き比べは本当に面白い。

サックスフィーチャーが多い中、
「17」「22」のギターによるクールなバージョンも、
原曲のカッコよさを上手く引きだしてる。

「17」は、ケニー・カークランド(p) チャーネット・モフェット(b) ジェフ・ワッツ(ds)を
従えた正調4ビート。ピアノソロも素晴らしい。
「22」は、クールな打ちこみのクラブビートによる技ありの1曲。

最後にこのリストの中で、
オリジナル意外で一番好きなバージョンを挙げろと言われたら・・・

う〜ん・・・

こりゃ困った、無茶苦茶、難儀・・・

ショーターとリーヴマンの果し合いのようなバトルが聴ける
「3」を一応、一番に挙げとくとして、
「2」「4」「5」「6」「8」「14」といった
あたりも優劣付けがたいほど好き、
とフォローもさせておいてください。

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David Sanborn@Montreux, 2005

2009/11/27 13:21
1257 David Sanborn Group / Montreux Jazz Festival, July 14, 2005
(MP3:192kbps / 2files:43.2MB / SB / 31.1mim.)

David Sanborn(Altosaxophone)
Gil Goldstein(Keyboards)
Christian McBride(Bass)
Terri Lyne Carrington(Drums)
Don Alias(Percussions)

1. Relativity
2. Snakes


完全SB。

曲数は2曲ながら、
「1」は、14分、
「2」は、17分、と長尺。


オリジナルバージョンは、それぞれ「1」は左、「2」は右に収録。

このメンツの頃のサンちゃんのライブは、
かなりジャズっぽく落ち着いたサウンドだったように記憶してるけど、
こんなめっちゃグルーヴィーでファンキーなパフォーマンスもやってたんだな。

「グルーヴィーでファンキー」
といっても、マーカス・ミラー時代のような「ペキペキ」「カクガクシカジカ」
なものではなく、ジャコ的というか何というか、
とにかく、横に、そして、懐深く入り込んでくるような「ノリ」。

また、ギターレスのバンドなんで、
マクブライドのベースソロも山盛り 特盛り状態。

「ノリ」が深くなってるせいか、
サンちゃんのサウンドへの切り込み方も
よりアグレッシブな印象。

是非とも、このメンツ、この編成でのリユニオンを切に希望したい。



Here & Gone
Decca
David Sanborn

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3年半ぶりのサンボー ...

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Time Again
Verve
David Sanborn

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もっと下世話に!はじ ...
畏れ入谷のサンボーン ...
個人的には、サンボー ...

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Live at Montreux 1984 (Dol Dts) [DVD] [Import]
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I Don´t Need No Doctor

2009/11/25 14:01

このベスト盤にも収録されてるレイ・チャールズの「アイ・ドント・ニード・ノー・ドクター」。

このタイトル、
よーく、見てみると、意味が変なんだよね。

直訳すると、「医者を要らないことを要らない」みたいになってしまう。
「要るんか?要らんのか?どっちやねん?!」と突っ込みたくもなる。

これは、わざと正しい文法を崩すスラングのような言い回しらしく、
また「No」の部分は、歌詞をメロに乗っける際の「ゴロ合わせ」の役割も果たしてると思う。

こういう黒人音楽の伝統というのが、
実は、今のヒップホップのライムなんかにも
繋がっているんだろうな。

ま、それはともかく、
ラテン的な楽天的ムードの中に黒人のブルース的要素を練り込んだようなこの曲、
無茶苦茶カッコイイよなぁ。

作者の中に、「アシュフォード&シンプソン」の
ニック・アシュフォードとヴァレリー・シンプソンがクレジットされてるのは、
ちょい意外な気も。


最近では、このジョンスコのレイ・チャールズ集で、
ゲストのジョン・メイヤーとカヴァーしてたから、そっちで知ってる人が多いかも。
こっちのバージョンは、原曲のラテン的な部分をオミットして、
プリミティヴなファンクグルーヴを強調したような印象。
ジョンスコは、こういうシンプルなビートで、音楽全体をうねらせるが本当に上手い。
スティーヴ・ジョーダン(ds)=ウィリー・ウィークス(b)のリズムセクション最高。
また、下のエントリの「パイエティー・ストリート・バンド」での演奏と
聴き比べても面白いよ。


元スモール・フェイセズのスティーヴ・マリオットと、
ピーター・フランプトンのバンドとして有名なUKのバンド、ハンブル・パイが
カヴァーしたヘビーロックなバージョンもカッコイイ。
71年のNY「フィルモア・イースト」での実況録音盤。
黒人音楽のブルースを構成する重要な要素である「怒り」の部分を
ハードなサウンドで昇華させたようなバージョン。
英国のミュージシャンやバンドは、
黒人音楽を「因数分解」して、その要素の一部分を取り出して、
自分たちの音楽へ有機的に取り込むのは本当に上手。
ビートルズ、ゼップ、ストーンズ・・・みんなそう。
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John Scofield@Berlin,2009.11.8

2009/11/22 19:43
1250 John Scofield Piety Street Band
/ Recorded live at Haus der Berliner Festspiele, Main Stage, November 8, 2009
(MP3:320kbps / 10files:183MB / SB / 1.3h.)

John Scofield(guitar)
Jon Cleary(vocals, Hammond B3, guitar)
George Porter, Jr.(bass)
Terence Higgins(drums)

1. Introduction by Ulf Drechsel (German)
2. That's Enough
3. Motherless Child
4. Untitled (II-V Jam)
5. Something's Got A Hold On Me
6. Walk With Me
7. Let The Good Times Roll
8. The Angel of Death (H.Williams)
9. It´s a Big Army
10. I Don´t Need No Doctor


ボクのiTunesの中には、
「Piety Street Band」の音源が、
正規のスタジオ盤を含め5.1時間分ほどあるけど、
このソースは、その中でも、ダントツ一番。

その要因は、
ジョンスコとジョンクリのコラボの密度が
ライブを重ねるごとに深まってることと、
録音メンバーでもあるミーターズのジョージ・ポーターJrの
ツアーへの参加。

特に、ジョージ・ポーターJrのベースを得たことで、
グルーヴに強い粘りと芳醇な味を醸し出してる。

で、「ノリ」が深くなったおかげで、
ジョンスコのギターが、より幅をもって、いろいろと遊びをしかけられるように
なったと思う。

レイ・チャールズの「10」で、
ジョンクリの「ギター」相手に、ギターバトルするスコは、本当に楽しそう。

*ちょっと、バタバタしてるときに、コメント書き込んだんで、
音質の話をすんのをすっかり忘れてるわ。。。
製品レベルの無茶苦茶良い完全SB。


Piety Street
Emarcy / Umgd
John Scofield

ユーザレビュー:
今回はゴスペルで聴か ...

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渡辺貞夫 with Who's Who

2009/11/20 15:17
1248 Sadao Watanabe with Who’s Who / The Prime Seiyou Hiroba,Tokyo,
Japan, June 14th, 1986 (2nd.set) (MP3:VBR / 6files:61.2MB / SB:FM / 45.5min. )

Sadao Watanabe - Sax
Kevin Eubanks - Guitar
Onaje Allan Gumbs - Keys
Victor Bailey - bass
Vinnie Colaiuta - Drums
Mino Cinelu - Percussion

1. Orange Express
2. Love Birds Whisper In My Ear
3. Love Me As I Am
4. Rendezvous
5. I Love To Say Your Name
6. Boa Noite


「渡辺貞夫・マイディア・ライフ」のエアチェック音源で、
一部細かいノイズが乗ってしまってるほかは、良好な状態。
冒頭で、MC役の小林克也さんのコメントがちょこっと入ってる。

「Who's Who」というのは、
あまり聞き慣れないユニット名で、
当時、オナージェ・アラン・ガムスが中心になって
「何か」やろうとしてたバンドらしいけど、
結果、表立った活動は、この貞夫さんのツアーのみで終わってしまったはず。

今でこそ御大になった「親方」ヴィニーにしても、
このツアーへの参加は、参加できなくなったオマー・ハキムの「トラ」だった。

こんな感じの「寄り合い所帯」的なバンドなんで、
結構、ラフなセッションになってて、
当時は、「雑」に感じてたけど、
今となっては、これはこれで、面白い。

「1」「4」「6」といったアップなナンバーでの
ヴィニーの力技的で豪快なドラムや、
ケヴィン・ユーバンクスの勢い任せのような活きのいいギターなどは、
この時期、このバンド、ならではのもの。


これは、NHKTVで放送されたもので、
今回のソースには未収録の「パストラル」。
オナージェのスピリチュアルなピアノソロやグルーヴィーなベイリーのソロがカッコいい。
またTVでは「1」「2」「4」「6」が放送されてたはずだけど、
今回のソースとは収録日が違う別バージョンだったと思う。
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Jerry Stuckerというギタリスト

2009/11/19 14:25
画像

全く名前の聞いたことのないギタリストの昨年リリースの作品なんだけど、
なかなか良かった。

リーダーの知名度は、ぶっちゃけ、ゼロに近いと思うんだけど、
サポートメンバーの方は、無茶苦茶、豪華。

James Gadson - drums
Paul van Wageningen - drums
Mike Clark - drums
Kenneth Nash - percussion/vocals
Roberto Quintana - percussion
Freddie Washington - bass
Paul Jackson - bass
John Costalupes - bass
Gary Brown - bass
Neil Larsen - organ/piano,
Shota Osabe - piano
Rodney Franklin - piano
Mark Kaye - clavinet
Eddie Henderson - trumpet
Mic Gillette - trumpet/trombone
Ernie Watts - sax
Skip Mesquite - sax
Doc Kupka - bari sax
Tony Adamo -vocals/spoken word
Sandy Griffith - background vocals

全編じゃなさそうだけど、
リズムは、「ヘッドハンターズ」、
ホーンは「TOP」みたいな感じで、
おまけに、ニール・ラーセンの名前もあるとなりゃ、
聴かずにはいられない。

メンツから考えると、
このギタリストは、LA〜ベイエリアで活動してる人のよう。

芸風はというと、
さすがにいぶし銀のあのリズムギターには及ばないものの、
ソロを聴いてると、デヴィット T.ウォーカーを思わせる雰囲気も。

タメの効いたグルーブ感が渋カッコイイ、ハンコックの「ウォーターメロン・マン」、
こちらも渋くブルージーに仕上げたグローヴァーの「ワインライト」、
原曲のメロウさを上手く引き出したロバータ・フラックの「愛のためいき」、
ジャジーなアレンジのウォーの「世界はゲットーだ」や、
ビートルズの「アンド・アイ・ラブ・ハー」などの、
カヴァーものが特に充実してる印象。

オリジナルものも、ザックリ感のあるグルーヴナンバーで
なかなかカッコよく、ベン・シドランみたいな歌入りもあって、
アルバム通して、良質な「ノリ」に身をまかせながら、
飽きずに楽しむことが出来る。

ジャズ〜フュージョン好きの人は、
今後は、頭の片隅に「Jerry Stucker」という名前を
ちょこっとインプットしておいても、損はないと思う。
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好きなクリスマスアルバム

2009/11/18 15:23
敬虔なキリスト教徒ではないし、
商売に絡めて世間が馬鹿騒ぎする「クリスマス」というのは
ぶっちゃけ、ほとんど、興味はない。

しかし、自分の子供の頃、
「サンタのプレゼント」「ケーキ」「母が1日がかりで焼いたチキン」なんかを
心待ちにしながら楽しみにしていたことを
しみじみ思い出してみると、
やっぱり、子供にとっては、この季節はかけがえないシーズンなんだろな。

うちのガキが生まれたのが、
そのチキンを焼いてくれた母が死んだ年の秋だから、
来年でもう8年も経つのか。。。

ま、それはともかく、
ボクの好きなクリスマスアルバムはこのあたり。


ディビッド・フォスターの93年の作品。
これに収録されてるモロAORテイストな、
ロバータ・フラック&ピーボ・ブライソンの「愛のセレブレーション」コンビが歌う
「アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス」が、たまらなく好き。
ネイザン・イースト(b) ジョン・ロビンソン(ds) ランディ・カーヴァー(key)
ジェリー・ヘイ(horn & strings arr)のバックの職人芸も地味に凄い。
*きちんとCDのクレジットを確認すると、鍵盤は、グレッグ・フィリンゲインズと
ラリー・ウィリアムス、弦アレンジは、ジェレミー・ルボックだった。。。


ウィントン・マルサリスの89年作。
これに入ってるジョン・ヘンドリックスの歌が参加した
楽しげにスイングしてる「そりすべり」が好き。
古き良きアメリカのクリスマス、みたいな全体の雰囲気も
心が温まる。
マーカス・ロバーツ(p) ハーラン・ライリー(ds) レジナルド・ヴィール(b)などがサポート。


88年にリリースされたGRP最初のクリスマスコンピュレーションアルバムにして
最高の作品。
当時の「エレバン」仕立てのチック・コリア、ラテンムードのディヴ・ヴァレンティン、
ソリッドなアコギがカッコイイ、ケヴィン・ユーバンクス、
8弦フレットレスの幻想的な音が楽曲にフィットしてるマーク・イーガンなど
「クリスマス曲」という枠を超えて、純粋に演奏としても、素晴らしいトラックが
並ぶ本作で、一番好きなのは、YUTAKAの「ディス・クリスマス」。
もちろん、ドニー・ハサウェイのオリジナルのあの曲。
歌から演奏まで、YUTAKA一人でこなしたものながら、
機械的な雰囲気は皆無で、センスの塊のようなポップなAORテイストは天才的。
彼のトレードマークである「琴」もさりげなく楽曲に溶け込んでる。
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Thank You (Falettinme Be Mice Elf Again)

2009/11/17 14:57


連日のR&B系のエントリ。

余りに「うすら寒い」ので、景気づけにこれが聴きたくなった。

で、ボクのiTunesで検索したところ、
スライのオリジナルバージョンのコレが「無い」!!。

確か、これは1970年のヒット曲。

ということは、前に買ってすでにiTunesにインストールしてる
EPIC時代のコンプ箱収録の時代だから、
ないはずはない、ということで、いろいろキーワードを変えて検索するも、
一向に見つからない。

あちゃ〜、ファイルが無くなったぁ、、、と心ん中で大騒ぎしつつも、
冷静になって考えてみると、、、
この曲はオリジナルアルバム未収録だったような、、、
ということに気がついた。


んで、リマスター盤をインストールした際、
曲がダブるんで、一旦、デリした、この2枚組ベストを再確認してみると、
ありましたわ。

この曲が最初にアルバムで登場したのが、
一番上で紹介してる70年当時のべスト盤で、
それ以降も、オリジナルアルバムには一切収録されなかったもの。

だから、オリジナルアルバムだけをコンプ化した
EPIC時代のコンプ箱には収録されてないというわけ。

再度、手持ちの2枚組べストから、
「サンキュー〜」だけをインストールし直して聴いてるけど、
ベタながら、超カッコイイ!!!!

ベースを始めた人が、最初に「チョッパー」で演る
「ドン、ドン、パッ、パッ、パッ」のフレーズで有名なこの曲。
オリジナルでベースを弾いてるラリー・グレアムが、
この曲で自分の方向性が決まったとコメントしてるほどで、
特に、ベース弾きとは、切っても切れない縁のある楽曲。

画像
1988年リリースで、実質、ビクター・ベイリーのソロアルバム的色彩の強いセッション作。
ここの6曲目で、「サンキュー〜」がカバーされてる。
ビクター・ベイリー=オマー・ハキムという後期ウェザーのリズムセクションを
バックに、例のフレーズを、ナイル・ロジャースのギターでザックリと刻みながら、
歌や元TOPのレニー・ピケットのサックスが踊るという最高の展開。
もちろん、曲間のブレイクパートでは、あのフレーズをビクターのチョッパーで聴けるよ。
他に、バーナード・ライトも鍵盤で参加してる。
ちなみに、ここでは、ナイル・ロジャースのクレジットが「パワーギター」という表記になってるけど、
聴けば納得、さもありなん。

上の作品に、バーナード・ライトがクレジットされてるのを見て、
こんなソースも思い出した。

371 Jamaica Boys / Live at Olympia Hall Nagoya/JP, 02.08.1988, (2CDR, A+)

Marcus Miller:el-b,vo
Bobby Wooten:key
Billy “Spaceman” Patterson:g
Mark Stevens:vo,el-b
Lenny White:ds
Bernard Wright:key

1.Palm Of Your Hand
2.Let Me Hold You Closer (Don't Fight It)
3.Romeo
4.People Make The World Go Round
5.Maputo
6.I Want To Be There (Unusual Girl)
7.Home
8.Spend Some Time With Me
9.Bass Solo
10.Thank You


マーカスのキャリアの中では、
ポップな音の割には、いまいち、ぱっとしない感もある
ジャマイカ・ボーイズの88年の名古屋での来日公演。

音は雑音は少ないものの、典型的な観客録音のレベル。

おそらく、アンコールで演奏されたと思えわれる
ラス曲の「サンキュー〜」。
マーカスのベースで、これが聴けるというのはなかなかレアかも?

菊池プーさんのブギーバンドでも活躍してた
ギターのスペースマン・パターソンのギターもカッコ良し。
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Side Effect

2009/11/16 14:07


最近、ジャズ〜フュージョン系の「ネタ」に乏しいので、、、
ソウル系のエントリが続いておりますです。。。

ミキ・ハワードが在籍してたとか、
リーダーのオギー・ジョンソンが、阿川泰子の「LAナイト」のプロデュースをしてた
とかでちょこっと有名なR&Bグループ「サイド・エフェクト」。


AOR系ライターの金澤さんの監修で、
80年〜82年の作品が、再発されたりしてるので、
その筋のマニアの間でちょこっと話題にもなってるグループ。
ちなみに、この3枚では、「ジョージー・ポーギー」のカバーが収録されてる
80年の「アフター・ザ・レイン」の動きがいいかなぁ。

ま、このユニットは、ファンク、メロウ、スイートソウル、ジャズなど
何でもありの様相で、最近のリイシューでは「ハイブリッド」なんて形容されてるけど、
悪く言えば「中途半端」「B級」ということにもなる。

特に今回リイシューされた3タイトルは、
ぶっちゃけそんな印象が強い。

逆に、クルセイダースのウェイン・ヘンダーソンのプロデュースによる
ジャズファンク的な路線で、しっかりと音に筋が通ってたのが、
75年作「ホワット・ユー・ニード」あたりの頃。


この作品といえば、何といっても、
ロニー・ロウズの「オールウェイズ・ゼア」(右盤収録)と、
クルの「キープ・ザット・セイム・オールド・フィーリング」(左盤収録)の
カヴァーの素晴らしさに尽きる。

「オールウェイズ〜」の方は、
80年代になってカバーしてリバイバルヒットとなった
インコグニートのバージョンの完璧な「ネタ元」。

「キープ〜」は、武骨なオリジナルに対し、
コーラスや「アープ」と思しきシンセ類のかぶせを増強した
クール&スムースな雰囲気。
ラストの方には、プロデュースを手掛けたウェインのボントロソロもフィーチャー。

ちょい調べてみると、75年作の前作と2in1で、
リイシューも果たしていた。(最上段)

80年代のリイシューの監修をやった金澤さんには悪いけど、
「サイド・エフェクト」というグループを最近知ったと言う人には、
まず、この75年作から行っとくことを強くお薦めする。
で、80年代にも興味がわけば、
80年の「アフター・ザ・レイン」で様子を見るという感じかな?

また、このグループ自体には、
あんまし興味がわかないと言う人も、
75年の「ホワット〜」は、ジャズファンクの名盤として
避けて通れない作品のはず。


そうそう、「キープ〜」のカヴァーモノといえば、
ウェインとウィルトンの双頭バンドだった頃の新生「ジャズ・クルセイダース」の
98年作に収録されてたバージョンも良かった。
ちょうど、「サイド・エフェクト」のバージョンのリズムを、
時代に合わせたヒップホップにした感じ?
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MTUMEの世界初?CD化

2009/11/14 01:13


うちの「out of print items」でも
紹介してるエムトゥーメイの70年代の名作が、やっとこさ、CD化。
これで、MTUME名義の作品はすべてCD化されたんじゃないだろうか。

ダニー・ハサウェイ&ロバータ・フラックの有名曲「クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー」の
セルフカバーバージョン収録で知られるこの作品。


この英国でコンパイルされたエムトゥーメイとその相棒だったレジー・ルーカス関連の作品集
などでは、一部楽曲単位ではCD化されてたけど、
アルバムとしてCDイシューされるのは、世界初ではないかと思う。
ちなみに、このCDも、2人のコンビの絶頂期のメロウグルーヴをバランスよく
選曲したなかなかのコンピュレーション。


「クローサー〜」みたいなメロウモノと、
80年代になってブレイクした彼らの代表作ともいえる「ジューシー・フルーツ」の
「芽」というか「素」というか、そんなストリートファンク的な音が、混然とした作品で、
70年代後半〜80年代初期にかけて、一世を風靡する
「MTUME=R.Lucas」プロデュースの原点といえるもの。


彼らのプロデュースワークで好きなものはたくさんあるけど、
どれか1つと言われたら、これのB面の2曲目に入ってた
「バック・トゥゲザー・アゲイン」をチョイスしたい。
(この時代の音は、ボクにとってはいつになっても「お皿」のイメージ)
このメロディのウネリとグルーヴィーなリズムの融合は、
個人的には「奇跡」と思えるほど、本当に素晴らしい。
曲単位のクレジットがないんで、「絶対」という確証はないけど、
おそらく、リズムは、ハワード・キング(ds)=ベイシル・フェリントン(b)の
MTUMEコンビと思われる。


蛇足ながら、
MTUME脱退後のレジー・ルーカスの「一番仕事」といえば、
やっぱりコレでしょう。
83年のマドンナの記念すべきファーストアルバム。
レジー・ルーカスは、ジェリービーンとともにプロデュースを手掛け大成功。
ワールドブレイクを決めることになるナイル・ロジャース制作の
次作「ライク・ア・バージン」の下地をきっちりと作った。
この作品のクレジットを改めて、シゲシゲとみると、
アンソニー・ジャクソンとかボブ・マラックなんかの名前もあった。
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Bill Evans "Vans Joint" 到着

2009/11/09 14:34


先週末、密林から荷物が届いた。

iTunesにインストールして聴いてるけど、
なかなかよろしい。


全体的には、
ランディ・ブレッカーとの双頭バンドだった「ソウルバップバンド」の音を
オケを使って拡張した感じ。

今作のサウンドを牽引してるのは、
ズバリ、ウェックルのドラム。
音的に重くなりがちなオケを、キレと躍動感あふれる
タイコで、軽快に響かせてる感じ。
「カクガクシカジカ」な演奏で、「ノリ」に違和感を感じた
初期のチックのエレバン時代とは別人のよう。

そんなフットワークが軽くなったバックに乗っかかって、
ソプラノをメインにしたエヴァンスが自由に駆け回る。

この手のオケのアレンジといえば、
オランダのメトロポール・オーケストラのヴィンス・メンドーサが有名で、
手の込んだ編曲は芸術的だけど、その分やや重くなる傾向。

それに対し、今回のアレンジャー、マイク・アビーニは、
ザックリした「ノリ」重視。

彼はGRPオールスタービッグバンドなんかの編曲も手掛けてたはずで、
ボクも、一度だけ、NYの「ジャイアント・スタジオ」で、会って挨拶したけど、
気さくなおっちゃんという印象の人だった。
確か、当時GRPのアーティストだったジャズハープ奏者デボラ・ヘンソン・コナントの
録音中だった記憶が。

ウェックル以外のサイドメンでは、
WDRビッグバンドのギタリスト、ポール・シギハラが、
楽曲を活かすセンスのいい演奏で貢献。
このビッグバンドを通して、ザヴィヌルやイエロージャケッツなどと共演し、
実績を重ねた実力はさすが半端ない。
楽団にこんないいギタリストがいるから、
敢えて、アメリカからギタリストを連れて行かなかったんだろう。

ウエックルのタイコとともに、
期待したイーガンのベースはというと、
完全なサポートに徹したもの。

イーガンのライブということで、
ソロやハーモニーで、もっと前面に出てきてるのかな?
と思っただけに、そこはちょっと残念だったけど、
跳ねるウェックルのタイコを、シュアなベースでボトムをフォローする
役どころはきっちりこなしてる。

エヴァンスといえば、
ぶっちゃけ、スタジオで実力を出し切るというより、
ライブの人だと思う。
だから、アルバムも絶対ライブ盤の方が良い。

 
「ソウルバップバンド」や上のブルーノート東京での2枚の実況録音盤に続く、
エヴァンスの代表作になり得る好盤の誕生。
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Asphalt 5

2009/11/05 15:52


久々のiPhoneネタ。

結局、「アスファルト5」購入。

この絵ではいまいちだけど、
夜のシーンでのグラフィックは、最新のレースゲームだけに
かなり秀逸。
路面への街頭の映りこみとか夜景や夜空のキラキラが綺麗。

ゲームの進行は、「4」と同じ感じで、
とにかく、ぶつけようが、歩道に乗り上げようが、ガードレールに激突しようが、
「ニトロ」ぶち込んで、ひたすら素っ飛ばしてゆくもの。

新機能としては、
「音符」のアイコンをタップすれば、
カーオーディオ的UIが出てきて
手持ちのiTunesライブラリから好きな曲をBGMに出来るようになった。

最近、iPhoneにも、「グランツーリスモ」的な
シュミレーション系レースゲームも出だしてるけど、全く対極。

「ハワイ」のコースで、
滝を超えてジャンプするショートカットのルートなんかは
もう映画かSFの世界(苦笑)。

ま、iPhoneのような小さなポータブルゲームで、
ちまちまシュミレーションみたいなことをやっても
肩こるし、ストレスたまるだけだから、
こんくらいおバカでイケイケの方がおもろいんとちゃうの?
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Bill Evans(sax)の新譜

2009/11/05 14:01


先行予約だと1600円ほどだったんで、
忘れるほど前に注文してたアイテムがやっと発送されたとのメールあり。
アマゾンの輸入盤の場合、発売前と後では、
大きく価格変動してるケースが多いので、
絶対に入手したいアイテムは、とりあえず、先行してポチっとくのが吉。
要らなくなったときは、発送準備前までなら、いつでもキャンセル可能だし。

WDRビッグバンドとの共演モノのようだけど、
ディヴ・ウェックル=マーク・イーガンのリズムセクションに惹かれてポチった。


そいえば、このリズム、
マイク・スターンの「アップサイド・ダウンサイド」のメインリズムだわ。
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Doc Severinsen "Brand New Thing" (1977)

2009/11/05 13:42


米国のショービジネス界でも活躍してた
トランペット奏者ドク・セベリンセンの1977年作が、
このほど「ウーンディッド・バード」よりこっそりとリイシュー。

これまでこのTp奏者をほとんど気に留めたことは無かったので、
普通なら、そのままスルーするんだけど、、、
この参加ミュージシャンを見て欲しい。

Doc Severinsen(tp,flh)
Rick Marotta(ds)
Lee Ritenour(g)
Richard Tee(key)
Ralph MacDonald(per)
Eric Gale(g)
Anthony Jackson(b)
Tom Scott(sax)

77年録音で、このメンツが参加してるとなると、
当然、放ってはおけない。


 また、ここに参加してるティーの79年のファーストアルバム(左)収録の
「ヴァージニア・サンディ」の「初演」らしきバージョンがあったり、
ドラマー、アイドリス・ムハマッド(レオ・モリス)の91年作「マイ・ターン」収録の
ラルフ・マクドナルド作の「ゼア・イズ・ア・ガール」が入ってたりと、
この辺のディープなフュージョンマニアの「カルトQ」的アイテムでもある。


全体的な音は、
ここにも参加してるトム・スコットの「ニューヨーク・コネクション」(左)や
人気TVドラマ「スタスキー&ハッチ」のテーマソングが入ってた
「ブロウ・イット・アウト」(右)のようなフュージョンサウンドのよう。

何でそんな印象が強いかと言えば、
上のトム・スコットの作品群にも参加し、サウンドの重要なパートを担ってる
リチャード・ティーのピアノやフェンダーローズが、
ここでも目立って良い仕事をしているから。

特に、ファンキーなブロックコードのピアノのグルーヴに、
リットの「ジェントルソウツ」のようなリズムギターが絡む「1」や
メロメロにフロートするフェンダーローズがタマラン「6」などは、
ティーのファンなら、スルー出来ない名演。

他にも、渋々のゲイルや、
ガッドの「お師匠さん」マロッタとジャクソンのリズムも、
この時期の録音なら、もう、悪かろうはずはなし。

ぶっちゃけ、リーダーのトランペッターは、
この際どーでもいーんで、リチャード・ティーやスタッフ系のファンなら、
いっといて損はないと思う。
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The Whispersの新譜

2009/11/04 15:02


確か1年かそこら前に、ラス・ヴェガスでのライブアルバム(右)をリリースしてた
”ビート・ゴーズ・オン”「ウィスパーズ」。


97年リリースのベビーフェイス曲集
(これ「Vol.1」なんだけど、その続編はどーなんたんだろう?
これに入ってるジョニー・ギルの「マイ・マイ・マイ」はオリジナルを遥かに超える!)
以降、メジャーレーベルからのリリースが無くなっちゃったんで、
ネットをマメに徘徊してないと、新譜の情報が取りづらくなった中、
先月、こんな新譜「サンクフル」(上左)をリリースしてたみたい。

さらっと音を聴くと、
いつものメロメロ、クワイエットストームなウィスパーズ節炸裂状態なんだけど、
歌詞を良く聞くと、「ジーザス・クライスト」的なものが目立つ。

そうなんですよ、
今作は、「CCM=コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック」
なんですね。

いつもの「金太郎飴」的なウィスパーズチューンが
続く中、トラディショナルなゴスペルクワイアを
自らの音楽に上手く取り込んだような「9」なんかが、
逆に新鮮にも感じられる。

ま、そんなゴスペル色のやや強い楽曲は、
それ以外にほとんど無いから、
宗教的なものに、違和感を感じる人でも、
ウィスパーズのファンなら、「いっといて」問題なし。

以前、ここでも紹介したかもしれないけど、
メジャー落ち以降のウィスパーズでは、
これがダントツ。


マービン・ゲイやバリー・ホワイト、サム・クックといったソウルの巨匠たちの
名曲のタイトルやモノマネまでを、メロウグルーヴな音の中に
センス良く取り入れた「1」や、
ややコンテンポラリーなヒップホップ風味の「ラブ・ウォント・レット・ミー・ウェイト」、
意外な感じもするけど、ハマリ具合は良い
ビル・ラバウンティの「リヴィン・イット・アップ」などのカバーものも良し。
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E.S.P. featuring Bill Evans

2009/11/02 14:49
1235 E.S.P. featuring Bill Evans
/ Live at Jazzclub Fashing, Stockholm, Sweden - March 24th 1991
(MP3:VBR / 6files:58.1MB / SB:FM / 40:57)

Bill Evans: sax
Robert Irwing: keys
Bobby Broom: guitar
Darryl Jones: bass
Toby Williams: drums

01.(Let The Juice Loose) Intro
02.Let The Juice Loose
03.(Seeds) Intro
04.Seeds
05.Always
06 Aligning



ロケーションは異なるが、
上のツベの動画と同じツアーのソース。
ちなみに、この曲は上のの「4」。

この「E.S.P.」なるユニットは、
ロバート・アーヴィング、ダリル・ジョーンズ、ボビー・ブルームという
マイルスバンドOBに、
カーティス・メイフィールドのサポートドラマーだったトビー・ウィリアムスを
加えたカルテット編成のフュージョンユニットとして出発。

画像

92年に、日本のパイオニアLDC(現在のジェネオン)から、
1枚オリジナルアルバムをリリース。
確かそこには、ゲストで、これまたマイルスOBのケニー・ギャレットが
参加してたけど、
(*手元のCDで確認したら、カーク・ウェイラムの間違いでした。。。)
この音源のツアーは、ケニーの代役で、同じOBのビル・エヴァンスが参加してる。



ちなみに、このメンツによる「E.S.P.」はLDCリリースの作品、1枚っきりだけど、
90年代半ばに「E.S.P.U」なるユニット名で、
ドイツでのライブソースをDVDとして残している。
こっちのメンツは、アーヴィング、アダム・ホルツマン(key) ビクター・ベイリー(b)
ランディ・ホール(g,vo*マイルスの「ザ・マン〜」を歌ってた人ね)
リック・ウェルマン(ds) ミノ・シネル(perc)。

この音源の話に戻ると、
音質はFM音源の完全SB。

収録曲は、エヴァンスの「持ち歌」の「2」の他は、
すべて、92年リリースのファーストアルバムに入ってるもの。

実質的リーダーのアーヴィングは、
マイルス時代同様、サウンドメイク中心の役割で、
ソロパートは、エヴァンス、ブルーム、ジョーンズが担当。

マイルス時代のゴリゴリチョッパーが、
バックやソロで堪能できるジョーンズフィーチャーの「2」や
「4」〜「6」で大きくフィーチャーされてる
ジョンスコに影響を受けたようなブルームのソロあたりが
特に面白い。

ただ、リーダーの作曲とかサウンドプロデュースのセンスが
「いまいち君」なんで、
部分部分では面白いものの、
音楽全体では、ややもやもやした焦点の定まらないものになってるのは残念。

やっぱり、このアーヴィング君は、
同郷(シカゴ)の大先輩のラムゼイ・ルイスや、
マイルスのサポートのような「黒子キャラ」なんだろうなぁ。
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MilesとHiram Bullockとの共演

2009/11/01 16:55
281 Miles Davis / Indianapolis 1987-01-25 (2CDR A)
*192kbps/2.4h.

Miles Davis:tp,key
Bob Berg:ss,ts
Hiram Bullock:el-g
Robert Irving:key,synth
Adam Holzman:key,synth
Darryl Jones:el-b
Vincent Wilburn:ds
Mino Cinelu:per

1.One Phone Call/Street Scenes~Speak
2.Star People
3.Perfect Way
4.Human Nature
5.Wrinkle
6.TUTU
7.Splatch
8.Time After Time
9.Full Nelson
10.Don't Stop Me Now~Carnival Time
11.Code M.D. *incomplete
12.Pacific Express
13.Hopscotch
14.Katia
15.Tomaas
16.Burn


下のエントリでこれを紹介したところ、
もっと『「紹介」してくれという』(笑)
希望があったんで、新しくこっちも投稿しときます。

タイトルは、一応、ブートとして流通してるロケーションで
表記してるけど、
尊氏の本によると、インディアナポリスではなく、
「ルイビル」でのライブとのこと。

またその本によると、
ハイラムがマイルスバンドに参加したのは、
何とたった「4日」。。。

で、その後のツアーでは、ダリル・ジョーンズのプッシュか?
ボビー・ブルームを雇うも、こっちも不発で、
その次のフォーリーでやっとこさ、落ち着くというのは、
この辺のギタリスト探しの流れ。

音質は一応、SB?ながら、
少しこもり気味というか、レンジが狭いというか、広がり感に欠けるというか、、、
そんな感じ。
また、デジタル的に音がおかしくなってる部分もあったりするが、
全体的にはそう悪いものではない。

ロベン・フォードがバンドを去った後、
ガース・ウェーバーやブラックバード・マックナイトなども去来して、
ギターを「とっかえひっかえ」してた時期なんで、
バンドサウンドとしても、トライ&エラーを繰り返していたような印象。

バンドの状態が、こんな状況なんで、
そこで、良い仕事をやれといっても、なかなか難しい話だとは思うけど、
ここでのハイラムの仕事ぶりは、ぶっちゃけ、かなり厳しいもの。

う〜ん、何というか、リズムにせよソロにせよ、
一本調子でスクエア。
リズムでは、表の拍子だけで、ベタに切ってるだけ。
ソロは、「ギャ〜ァ〜ン」と一発鳴らしたのはいいんだけど、
そのあとのアイデアが続かず、惰性でスペースを埋めてるだけみたいな。。。

こういうのはマイルスは大嫌いだと思う。

ツアーには結果的に4日参加したそうだけど、
よく1日でクビにならなかったと思うほど。

ここでのハイラムの演奏を聴いてると、
逆に、マイクやジョンスコ、ロベンなどのマイルスに気に入られたギタリストが
演奏中、いかに、多くの「タスク」を瞬間的に反応しながら、
こなしていたかが良くわかるはず。

ハイラムも、音の表層としては、長年演ってたサンボーンバンドと同じようなものだろ?
と「鷹を括ってた」んじゃないかなぁ。

晩年のマイルスの音楽は、表面的にポップフュージョンで簡単に見えるけど、
実は、実際に演る側に立つと、相当、中身が濃くて、奥の深いものだったということを、
このハイラムの失敗が証明してると思う。
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カルロス・サンタナとハイラムの共演ライブ

2009/10/29 15:05
1230 Santana=Wayne Shorter Band with Hiram Bullock
/ Live at Pinede Gould, Antibes Jazzfest, France, 1988-07-22 (MP3:VBR / 12files:169MB / SB)

Carlos Santana:el-guitar
Wayne Shorter: tenor & soprano sax
Alphonso Johnson:el-bass
Chester Thompson:drums
Patrice Rushen:keyboards
Ndugu:dr, perc
Armando Peraza:perc
Jose Chepito Areas:perc

guest: Hiram Bullock:el-guitar (on 10)

1.Intro, Serpentine Fire (10.44)
2.Wayne I (05.29)
3.Incident At Neshabur (18:52)
4.Shh (10:26)
5.Fireball 2000 (11.46)
6.Goodness And Mercy (04.30)
7.Sanctuary(11:52)
8.For Those Who Chant (10.49)
9.Mandelam (07.46)
10.Once It's Gotcha (w/Hiram Bullock) 08.43
11.Elegant People (10.25)
12.Alphonso's solo>Cavantina (11.30)



この双頭バンドの音源は、上で公式化されてるから、
ぶっちゃけ、ブート音源はもうあんまし有難いものでは無くなってるけど、
ハイラム・ブロック乱入というハプニングが発生したレアアイテム。

音質はエアチェックらしきSB。
カセットテープ由来のソースなのか?
ヒスノイズやテープ劣化による音の揺れやドロップアウトのようなものは
それなりにあるレベル。

モントルーでの公演をシューティングした上の製品版は、
このユニットのライブセットを完全収録したもので、
そのソングリストと比較すると、抜け落ちてる楽曲も多いから
コンプリートな実況ソースではない。

最初に「ハイラム・ブロック乱入」と書いたけど、
曲頭に、サンタナが丁寧に紹介してから、ステージへ呼び込んでるから、
「その場の雰囲気で」みたいなものではなく、
ある程度、事前に計画されていたものなんだろう。

その割には、最初の方での
ハイラムのリズムの入れ方が「五里霧中」という印象で
「お祭り男」らしからぬ気の弱そうなプレイ。

う〜ん、あのハイラムでも、
サンタナを前にすると、緊張はしないまでも、
「構えて」しまったのかなぁ。

ソロにしても、ハイラムが入る前に、
サンタナが「ギュイ〜ン」と景気づけを一発かまして
背中を押してあげてる感じ。

★281 Miles Davis / Indianapolis 1987-01-25 (2CDR A)
Miles Davis:tp,key
Bob Berg:ss,ts
Hiram Bullock:el-g
Robert Irving:key,synth
Adam Holzman:key,synth
Darryl Jones:el-b
Vincent Wilburn:ds
Mino Cinelu:per

ハイラムと大物の共演でいえば、
マイルスバンドに一瞬参加したことがあったけど、
そこでも、小さくまとまったプレイに終始して、
彼本来の魅力を発揮できていなかったから、
あの自由奔放なキャラの裏側は、結構「小心者」だったのかも?
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達っつぁんの最新ライブ

2009/10/27 14:04

★1225 山下達郎 / "Performance 2008 - 2009" Live Source
(from 2009.10.25 サンデーソングブック) (1CDR / FM)

山下達郎(Vocal, Guitar)
小笠原拓海(Drums)
伊藤広規(Bass)
佐橋佳幸(Guitar, Chorus)
難波弘之(Piano, Keyboard)
柴田俊文(Synthesizer)
土岐英史(Sax)
三谷泰弘 佐々木久美 国分友里恵(Chorus)

1. Sparkle (2009.4.4 仙台)
2. Jungle Swing (2009.3.21 大宮)
3. Blow (2009.3.21 大宮)
4. Donut Song (2009.3.14 八戸)
5. Bomber (2009.3.14 八戸)
6. Let's Dance Baby (2009.3.14 八戸) *incomplete with Tatsuro's Talk
7. Down Town (2009.4.4 仙台)


今回のツアーは残念ながら見に行けなかったけど、
幸運にも、先週の「サンソン」が、FM東京の「聴取率週間」ということで、
最新ツアーのライブ音源をオンエアしてたので、
ほんの一部だけど、聴くことができた。

ぶっちゃけ、年々、達っつぁんの声は、
「裏声」部分を中心に辛そうになってる。

特に、「スパークル」「ボンバー」などの
若い頃の楽曲では、それが目立ってしまってる。

おそらく、達っつぁん自身も、
それが痛いほど分かってるはずで、
だから、昔の楽曲のライブは、
数年前の「RCA−AIRイヤーズ」ツアーで
一旦、総括したんだと思う。

逆に、バンドの演奏は、
ドラムに25歳の小笠原拓海j君という若手ドラマーを起用したことで、
かなり、キレのよい瑞瑞しいものになってる。

「5」では、達っつぁんのライブとしては、
珍しく、ドラムソロのスペースまで与えられてるということは、
それだけ認められてるということなんだろう。

拓海君のプロフィールをみると、
大坂昌彦に師事とあるので、
素養のベースは「ジャズ屋さん」みたいで、
前任の青純さんとは、タイプが違うけど、
「ドラマー」でもある達っつぁんだけに、
上手く使いこなしてる印象。

今後の達っつぁんの音楽の中に、
拓海君のタイコがどう使いこまれてゆくのか、
大変楽しみになった。
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