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2012/03/15 16:05
★2109 Miles Davis' Alumni Super Session
feat. Robben Ford, Joey DeFrancesco, Omar Hakim, Darryl Jones, Wallace Roney
/ Billboard Live Tokyo, 2012.3.1
(MP3:91.2MB / SB: BS Fuji / 1:11:58)
Robben Ford(g)
Joey DeFrancesco(B3)]
Omar Hakim(ds)
Darryl Jones(el-b)
Wallace Roney(tp)
1.Splatch (from "TUTU")
2.Star People (from "Star People)
3.Don't Stop Me Now (from TOTO "Fahrenheit")
4.So What (from "Kind of Blue"他)
5. Star On Cicely (from "Star People)
6.Jean Pierre (from "We Want Miles")
そのユニット名の通り、
マイルスバンドの卒業生たちのスーパーセッション。
ただ、ひとつだけ突っ込めば、
オマー・ハキムだけは、「バンド」の卒業生ではなく、
スタジオ作の「TUTU」の2曲目「Tomaas」に
ドラムとパーカッションで参加してるだけ。
おそらく、打楽器的に鳴ってるシモンズらしきエレドラの
被せだけだと思われる。
ただ、スティングの「ブルータートルの夢」や
ジョンスコの「スティル・ウォーム」のリズムセクションが
リユニオンするという現実を前に
誰も文句をつける人はいないだろう。
あと、デフランチェスコも、
イマイチ、マイルスとの繋がりを思い出せない人も
いるかもしれないけど、
彼は「アマンドラ」2曲目の「コブラ」に
被せのキーボードで参加してるし、
ケイ赤城の前任者としてバンドにも短期間ながら参加してる。
で、このライブ。
80年代のシンセマイルス好きには、
無条件降伏のような、、、素晴らしい内容。
このユニットの言いだしっぺは、
ロベン・フォードらしいけど、
彼のソロ、バッキングともに、
マイルス・バンド時代の演奏から1歩も2歩も
解釈を進めたような感じで、かっこ良すぎる。
ロベンの才能を大きくかっていた御大だったけど、
それでも、「弾き過ぎ」は禁物で、
バンド時代は、御大の反応を確認しながらの
探り探りだったけど、
今回は、そういう縛りから開放されて、
思いっきり、あの頃のマイルスの音楽を楽しんでるよう。
残念ながら、ソロは無いものの、
「So What」でのバッキングや、
印象的なあのリフでの響かせ方など、
かなり面白かった。
一時は相撲取りみたいにブクブクに太って、
演奏にもまったくキレが無くなってたダリルだけど、
随分、体を絞ったようで、
それにともなって、演奏にも80年代のシャープなグルーヴが
復活してるのも嬉しい。
「ツルツル」になってからのオマーも
ドレッドで長髪だった頃と比べると、
普通になっちゃった感も否めなかったけど、
リズムの相手が往年の盟友ダリルのせいか?
ヘビーな千手観音的ドラミングが、
これまた復活してるような。
ルーニーは、
ダリルとは対照的にかなり肥えてしまってるような。。。
なんで、ちょっと、以前のマイルスの生き写し的イメージから
離れてしまったような気も。。。
演奏は、ま、彼以上のはまり役は無いんで、
悪くはないんだけど、こういうややアレンジされた音楽なんで、
吹き足りないような印象もなきにしもあらず。
でも、「So What」でのオマーとのでデュオ的な展開のパートでは
スリリングこの上なし。
最後にデフランチェスコ。
ぶっちゃけ、彼でなければ、、、みたいな所は
残念ながら感じなかったけど、
80年代のシンセマイルスに不可欠な
鍵盤での音の輪郭をB3で演じきる演出は
悪くはない。
ソロになると、
思いっきりジャジーになって
バンド全体のチェンジオブペースになってる効果も。
少なくとも、アダム・ホルツマンのような二流三流が
陳腐な音を鳴らすよりも全然良い人選。
放送された演奏曲目はこんな感じ。
マイルスの曲ではなく、
TOTOのアルバム「ファーレンハイト」で
御大をゲストに録音された「3」が、
ちょっと意外な他は、順当な選曲か。
テロップでは、「2」と「5」が
思いっきり間違えてる。。。
「2」の「Blues MD」はまだいいとしても、、、
「5」を「Maze」としてるのは、
作り手の知識不足も甚だしい。
最後にちょと苦言めいたことを
言っちゃったけど、
内容があまりにも良かったんで、
こういう枝葉末節まで、気になったまでで。。。
この放送だけ終わらせてしまうにはあまりにも
勿体無いんで、
DVDやCDできちんと製品化してもらいたい。
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