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Swingroo_blog 2012
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Swingroove Review

2007年から、音源の購入履歴やレビューなどは、
ここでやります。

可能な限り、新品、セコハンを含めた入手CDおよびLPを
最悪、履歴レベルにでも、ここに残せればと思います。

また、以前の掲示板同様、メッセージなどもお気軽に書き込んでください。
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The Sun Don't Lieから今に至るマーカス・ミラー

2012/05/21 20:46
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マーカス・ミラー特集、
最後は93年の「The Sun Don't Lie」から
最新作「Reneissance」まで。

ただし、「4」だけは88年録音のAudモノのブート音源で
前回の積み残し。。。
ジャコのベネフィットライブの模様で、
マーカス、ハイラム、アースキンのトリオというのが
大変興味深いんじゃないか、ということで。

マイルスの死を受けて作られたとされる
「The Sun Don't Lie」は、
マーカスにとってのマイルストーン的な存在で、
マイルス亡き新しい時代のジャズ〜フュージョンを
自らで牽引してゆく自覚と覚悟を表現した作品だと思う。

で、それ以降のマーカスの活動は、
今までのスタジオ・ミュージシャンとかプロデュースとかの仕事よりも
自らのバンド活動を中心に据えることとなる。

近年は、ジャコと並んで若かりし頃のアイドルだった
ラリー・グレアムやスタンリー・クラークとの共演や
DMSでのサンボーンとの再リユニオンなど、温故知新的な企画も。

また、自らがプロデュースした「TUTU」という作品のフィルターを通したライブや、
ハンコックとショーターという偉大なるバンドOBとの共演ユニットでは、
マイルス・ディヴィスという存在を、今一度、見直した活動も行なっている。

今年の5月にリリースされた5年振りの
スタジオ録音によるオリジナルアルバム「ルネッサンス」では、
近年のそのような活動の中から得られた
自らのルーツや歴史のようなものを
今のマーカスの立ち位置で表現したものとなってる。

そういう意味では、
個人的には、この新作は、
「21世紀の『The Sun Don't Lie』的」な存在ではないかと感じた。

来月6月14日で、
53歳を迎えるマーカス・ミラー。

彼本来の魅力である「グルーブ・セッター」としての
存在意義を見つめなおしたような新作「ルネッサンス」を聴いていると、
まだまだ老けこむような年齢ではなく、
これからも、大きな山が、あとひとつもふたつもありそうな
期待を抱かずにはいられない。

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マイルスから最後のライブ・アンダー・ザ・スカイまでのマーカス・ミラー

2012/05/19 20:00
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昨日に引き続いての
マーカス・ミラー特集第二弾。

今日はマイルス期から、
サンボーンとのリユニオンを果たした
1992年のライブ・アンダー・ザ・スカイまでの選曲。

あれもこれもで選曲してると、
ボリュームが71曲〜7.6時間、、、にも膨れ上がってしまった。。。

なんで、ねとらじで放送するにしても
2つか3つに分割しないと、、、
「今日は1日マーカス・ミラー三昧」状態になってしまうなww

次回は、今のマーカスの原点になったような
93年の「The Sun Don't Lie」から
最新作の「Renaissance」まで。



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マイルスまでのマーカス・ミラー

2012/05/18 17:22
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昨日届いたマーカスの新譜「ルネッサンス」が
余りにも良くて、それのテーマの一つに「原点回帰」のようなものがあったんで、
「マイルスまで」のアーリーイヤーズをまとめてみた。

公式な録音としては、
最初と言われる76年リリースのレニー・ホワイトの作品から、
大凡年代順に並べてある。

1977年頃までは、
レニー・ホワイトに連れられての見習いのような感じで、
そこから、ラルフ・マクドナルドに見出されて、ワンランクアップ。

次に、ディヴ・グルーシンにも認められてGRPのハウスミュージシャンの一員に。

で、1980年以降は、20歳そこそこで、NYのスタジオミュージシャンの
ファーストコールへのし上がった、みたいなのがだいたいの流れ。

「19」でルーサー・ヴァンドロスと運命的な出会いを果たすけど、
「Never too much」で結実するまでは、もう少し時間を要す。

蛇足ながら、ルーサーと並ぶマーカスの盟友のサンボーンとは、
まだ初レコーディングを経験する前の70年代半に出会っていたらしい。

最後のほうの一部は、
発売は82年になってからのものもあるけど、
録音は81年までということなんで、
こっちに含ませてみた。

人生初録音から、
マーカスのキャリアにおける代表曲のひとつとなった
サンボーンへ提供した「ラン・フォー・カヴァー」初演までの
40曲〜3.4時間。

まだねとらじで放送しますんで、
ツイッターをチェックしておいてください。

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このところの新着新譜CD

2012/05/05 20:43

ブランの今のレギュラーカルテットでの新作。
基本的には近年の彼の作品とそう変わる所は少ないけど、
Justin Faulknerという新加入の若手ドラマーの
荒削りながらも豪快なリズムで、
バンド全体が活性化した感じもした。
モンクの「Teo」やバラッドスタンダード「My Ideal」での
ロリンズ調とも言える豪快なテナーも久々に聴いたような。


92年当時は、
「リチャード・ティー&ソウル・コミッティー」なるユニットとしての
ライブだった東京新宿インディゴ・ブルーでの実況録音の蔵出し新譜。
サックスがトム・スコットに変更されてる他は同じメンバーの
WOWWOWで放送された同時期のNYボトムラインの映像を
持ってるんで、新鮮な驚きは無いけど、
ティーだけでなく、ラルフも鬼籍入りした今となっては、
貴重な音源には違いなく、リリースしたビデオアーツには
深く敬意を表したいと思う。
実は、このツアーの時、ボクはFM大阪のスタジオで、
ティーへの取材をやったんだけど、
その時すでに、かなり体調が悪そうで、ビデオアーツのPの伊藤さんが
ちょっと神経質になってて、あんましスムースに進まなかった記憶が残ってる。
そのせいか、WOWWOWの映像と比べるとややテンションが低い気も
しないではない。。。
あと、録音自体は、発表前提だったのか?
ラルフのNYのスタジオ「ローズバッド」のケンドール・ブラウンが
エンジニアをやってるんで、凄く良いんだけど、
ウィルのベースのコンプが効きすぎてるみたいで、
ギャンギャン金属的な音が目立ってしまってるが惜しい。


ガッドの名前がグループ名の一部になっているけど、
実質、今のポール・サイモンのカミさんのシンガー、エディ・ブリッケル中心のユニット
「The Gaddabouts」のセカンド作。
ファースト同様、アコースティックなフォーク・ロック的な音は
同じだけど、ガッド=ピノ・パラディーノのリズムのバリエーションの幅が広がってて
彼らの演奏部分の方を期待する聴き手にも、
まずまず楽しめるようになった感じがした。
ゲストにガッド・ギャングからの盟友、ロニー・キューバーや、
ジルジャンアワードのライブでも一緒だったラリー・ゴールディングス、
近年ではL'imageで一緒だったマイク・マイニエリなども参加してて、
派手さは無いものの、良いエッセンスになるような好助演ぶり。
ひとつ謎なのは、わざわざ2枚組なんだけど、
収録時間は1.1時間ほどと、CD1枚に入りきるボリュームということ。
詰め込むと音が悪くなるんで、そこを考慮したのかなぁ。
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Traibal Tech & Wayne Krantz

2012/04/19 14:55

久々に、スコヘン、ウィリス、キンゼイ、コヴェントンが集まっての
「トライバル・テック」の作品。
何か、今までとは違った指向性でやろう、みたいな感じではなく、
あくまでも「トライバル・テック」の今までの音楽の中に、
別々で活動してた時の要素を持ち寄ったみたいな印象。
ハードコアフュージョンな中に、
ジャズっぽさや、キンゼイの持つザヴィヌルっぽさなんかを
表に出した曲もあったりで、その辺での聴き応えも十分。


ぶっちゃけ、今回のは、「ヴォーカル作」!?
ヴィニー=タルの少し前のジェフ・ベックのリズムや
ジョン・パティなんかも参加してたりで、
バックの顔ぶれもなかなか豪華だけど、
その辺に特別な聴き応えがあるわけでもなく、
繰り返しになるけど、クランツの歌を中心にした
彼の音楽のトータリティーをアピールする作品で、
歌とピアノに専念してギター弾いてない曲すらあるほど。。。
ま、歌といっても、歌いこんだポップスライクなものじゃなくて、
アート・リンゼイのそれみたいなボソボソ呟いてる感じ。
楽曲はいつもの浮遊したリフの断片みたいなひねくれた感じで、
そこにアート・リンゼイみたいな歌が入ると、
何やら、アンビシャス・ラバーズ的な雰囲気も少しあったりで。
ま、いつもの作品のようにギターをたらふく聴きたいひとには、
「1回休み」のアルバムだけど、
音楽全体としては、なかなか、かっこ良く、そう悪くはないなと思った。
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0


4月4日午後の選曲リスト

2012/04/04 20:12
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4月4日の午後3時頃から
ネトラジで流してたもののリスト。

春らしい爽やかなフュージョン系女性ヴォーカル中心で
いってみました。
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Hiram Bullock@Bluenote Tokyo 1997.5.17

2012/03/22 14:20

2114 Hiram Bullock / Live at Tokyo on May 17, 1997 1st.&2nd. Set
(MP3:198kbps / 24files:256.1MB / Aud. / 3h.)

HIRAM BULLOCK : Guitar, Vocal
RANDY BRECKER : Trumpet
WILL LEE : Bass, Vocal
KATREESE BARNES : Keyboard, Sax, Vocal
沼澤尚 : Drums

1st.set:
1.GONNA WALK
2.GIMME THE NIGHT
3.HURRICANE
4.CHANGE
5.MAD DOG DAZE
6.TAKE A LOOK BACK
7.GEORGY PORGY
8.TAKE YOUR PLACE
9.GOT TO GIVE IT UP
10.SHOPPIN' ROUND AGAIN

2nd.set:
1.DA ALLEY
2.SOME SKUNK FUNK
3.I CAN'T GET NEXT TO YOU
4.COLOR ME 5.PEACE
6.BEAN BURRITO~Part.1
7.BEAN BURRITO~Part.2
8.YESTERDAY
9.I'M YOUR FOOL TONIGHT
10.HEY JOE~SOONER OR LATER~Part.1
11.HEY JOE~SOONER OR LATER~Part.2
12.HEY JOE~SOONER OR LATER~Part.3
13.IF 6 WAS 9
14.FULL-TIME LOVE


この24丁目バンドの名曲
「Shoppin' Round Again」のライブバージョンを含む
97年5月17日の旧ブルーノート東京での
ハイラム・ブロック・バンドのライブ動画が
なんと、YOUTUBEに、その日のフルステージが
全部アップされてた!

それをMP4で落として、
そっからMP3だけを抜き出したのがこれ。

動画の方は、
見ての通りで、2階からの「隠し撮り」。。。
ぶっちゃけ、絵、音ともに、そう良い状態じゃないけど、、、
手ブレが無いのがせめてもの救い。

でも、その内容は
おっそろしいほど、カッコいい!!

ハイラムとウィル、クリント・デ・ギャノンのトリオは、
これまた今は亡き大阪ブルーノートで見たけど、
ここまではっちゃけてなかった。

2ndセットの10-12の
ウィルのベースソロを中心に展開する所なんて、
曲目クレジットにはないけど、
イエスの「ロンリー・ハート」、シックの「グッド・タイムス」、
スライの「サンキュー」「シング・ア・シンプル・ソング」
バディ・マイルスの「ゼム・チェンジズ」などの
有名なリフが、湯水の如く、出てきてるあたりはもう圧巻。

これぞライブの醍醐味。

また、両方のセット共、
ラストが「24丁目」の曲で締めてるのも、
ファン心理のツボを見事に突いてる。

このツベの動画でも見れるけど、
ランディのはしゃぎっぷりも凄い。
ブレッカーブラザース以上。
一歩間違うと、ちんどん屋か?みたいな感じでww

ま、みんな、ハイラムのキャラが
バンド全体に伝染してるんだろうから、、、
彼亡き今、もう、こんなライブは見ることは出来ないんだろうな。。。

そうそう、日本から参戦の沼澤尚も大健闘。
このユニットのレギュラードラマーだった
クリント・デ・ギャノンより圧倒的にグルーヴしてる。


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Miles Davis' Alumni Super Session

2012/03/15 16:05
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2109 Miles Davis' Alumni Super Session
feat. Robben Ford, Joey DeFrancesco, Omar Hakim, Darryl Jones, Wallace Roney
/ Billboard Live Tokyo, 2012.3.1
(MP3:91.2MB / SB: BS Fuji / 1:11:58)

Robben Ford(g)
Joey DeFrancesco(B3)]
Omar Hakim(ds)
Darryl Jones(el-b)
Wallace Roney(tp)

1.Splatch (from "TUTU")
2.Star People (from "Star People)
3.Don't Stop Me Now (from TOTO "Fahrenheit")
4.So What (from "Kind of Blue"他)
5. Star On Cicely (from "Star People)
6.Jean Pierre (from "We Want Miles")


そのユニット名の通り、
マイルスバンドの卒業生たちのスーパーセッション。

ただ、ひとつだけ突っ込めば、
オマー・ハキムだけは、「バンド」の卒業生ではなく、
スタジオ作の「TUTU」の2曲目「Tomaas」に
ドラムとパーカッションで参加してるだけ。
おそらく、打楽器的に鳴ってるシモンズらしきエレドラの
被せだけだと思われる。

ただ、スティングの「ブルータートルの夢」や
ジョンスコの「スティル・ウォーム」のリズムセクションが
リユニオンするという現実を前に
誰も文句をつける人はいないだろう。

あと、デフランチェスコも、
イマイチ、マイルスとの繋がりを思い出せない人も
いるかもしれないけど、
彼は「アマンドラ」2曲目の「コブラ」に
被せのキーボードで参加してるし、
ケイ赤城の前任者としてバンドにも短期間ながら参加してる。

で、このライブ。

80年代のシンセマイルス好きには、
無条件降伏のような、、、素晴らしい内容。

このユニットの言いだしっぺは、
ロベン・フォードらしいけど、
彼のソロ、バッキングともに、
マイルス・バンド時代の演奏から1歩も2歩も
解釈を進めたような感じで、かっこ良すぎる。

ロベンの才能を大きくかっていた御大だったけど、
それでも、「弾き過ぎ」は禁物で、
バンド時代は、御大の反応を確認しながらの
探り探りだったけど、
今回は、そういう縛りから開放されて、
思いっきり、あの頃のマイルスの音楽を楽しんでるよう。

残念ながら、ソロは無いものの、
「So What」でのバッキングや、
印象的なあのリフでの響かせ方など、
かなり面白かった。

一時は相撲取りみたいにブクブクに太って、
演奏にもまったくキレが無くなってたダリルだけど、
随分、体を絞ったようで、
それにともなって、演奏にも80年代のシャープなグルーヴが
復活してるのも嬉しい。

「ツルツル」になってからのオマーも
ドレッドで長髪だった頃と比べると、
普通になっちゃった感も否めなかったけど、
リズムの相手が往年の盟友ダリルのせいか?
ヘビーな千手観音的ドラミングが、
これまた復活してるような。

ルーニーは、
ダリルとは対照的にかなり肥えてしまってるような。。。
なんで、ちょっと、以前のマイルスの生き写し的イメージから
離れてしまったような気も。。。

演奏は、ま、彼以上のはまり役は無いんで、
悪くはないんだけど、こういうややアレンジされた音楽なんで、
吹き足りないような印象もなきにしもあらず。

でも、「So What」でのオマーとのでデュオ的な展開のパートでは
スリリングこの上なし。

最後にデフランチェスコ。

ぶっちゃけ、彼でなければ、、、みたいな所は
残念ながら感じなかったけど、
80年代のシンセマイルスに不可欠な
鍵盤での音の輪郭をB3で演じきる演出は
悪くはない。

ソロになると、
思いっきりジャジーになって
バンド全体のチェンジオブペースになってる効果も。

少なくとも、アダム・ホルツマンのような二流三流が
陳腐な音を鳴らすよりも全然良い人選。

放送された演奏曲目はこんな感じ。

マイルスの曲ではなく、
TOTOのアルバム「ファーレンハイト」で
御大をゲストに録音された「3」が、
ちょっと意外な他は、順当な選曲か。

テロップでは、「2」と「5」が
思いっきり間違えてる。。。

「2」の「Blues MD」はまだいいとしても、、、
「5」を「Maze」としてるのは、
作り手の知識不足も甚だしい。

最後にちょと苦言めいたことを
言っちゃったけど、
内容があまりにも良かったんで、
こういう枝葉末節まで、気になったまでで。。。

この放送だけ終わらせてしまうにはあまりにも
勿体無いんで、
DVDやCDできちんと製品化してもらいたい。

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新着新譜CDのショートレビュー

2012/02/23 15:54

基本的には、
近年のダークでちょっとひねくれたような
ブルースから歌を抜いた感じ。
アコギを被せたりして、インストで聴かせるために、
それなりの工夫をしてるようだけど、
曲が曲だけに、、、やっぱりマニアックな領域。。。
ただ、ラリー・ゴールディングスのオルガンや、
ザッパ出身のウォルト・ファウラーのトランペットの
入った楽曲では、いつもの芸風よりもジャズっぽい。
ランドゥのギターそのものに惚れ込んでる人には、
いつもながらの良作だとは思うけど、
そうじゃない普通の人へのアピール度は、
ぶっちゃけ低いな。。。


前作がドニー・ハサウェイのカヴァー集で、
今作も、トレーン=ハートマンの名盤のそのまんまカヴァー+α
みたいな感じだから、二作続きで企画モノ。
カークといえば、ホイットニーの「I will always love you」での
テナーソロで一般的リスナーへの知名度を上げた人だから、
次は、ホイットニー追悼作だったりして。。。
ま、ちょっと不謹慎な冗談はともかく、本作の話。
オリジナルがジャズの超名盤だけに、
「牧師」の資格も持つというカークとしては、
真面目にやっちゃいそうなもんだけど、
CCMの世界でも活躍するジョン・ストッダートの揺らいだ
ローズのバッキングを中心に、
敢えて、フィリー・ソウル的なスムースジャズっぽい感じで
演ってるのが、成功したように感じる。
ハートマン役のカークの兄弟のケヴィンも、
オリジナル同様のバリトンだけど、
無理やりニュアンスまで真似ようとせず、
軽すぎない程度に力を抜いて歌ってるのも自然で好感。
オリジナルの名盤の雰囲気を、
今の感覚で肩肘張らずに聴ける、なかなかの好盤。


正直、クラシックかぶれのイメージが強いこの人は
あんまし好きじゃない。
なんで、CTI時代の一部の名盤以外、
敢えて避けてきた人。。。
1曲目からいきなり、そのボクが嫌いなクラシック系。。。
チックやらアール・クルーが参加してるとはいえ、
退屈なクラシックもどきには変わりなく。。。
あちゃ〜やっぱしか、、、と思いつつ、
我慢して聴き進めると、2曲目以降は、
70年代後半っぽいメロウ&グルーブな感じで悪くない。
全曲リズムがネイサン・イーストとンドゥーグで、
チックがいないのにそれっぽい感じの
3曲目のラテン曲では、ネイサンの長いソロも聴けたりするのも
彼のファンとしては、ちょっとした拾い物。
デビTの参加も宣伝されてるけど、
デブラ・ロウズの歌入りの有名なジャズ・ファンククラシックのタイトル曲のみで、
初っ端のクラシック曲でアール・クルーが参加してる他は、
ギターレスのトラックなんで、
その辺が気になってる人は、ちょいご注意を。。。


ドラマーとしてはかなり好きな人なんだけど、
リーダー作となると、スペシャル・エディションとか以外は、
コンセプト優先だったり、生真面目すぎたりして、
聴いて楽しい、面白いものが少ないのも事実な人。。。
本作は、久々に、普通に聴いても、まぁまぁ楽しめ作品に
なってるのではないかと。
ラテン的なリズムをベースに、
そこからブルース・ホーンズビーをフィーチャーした
カントリー・ロックっぽいものやら、
80年代後半にハンコックとパットの3人で作った
「パラレル・リアリティーズ」からの再演曲「インディゴ・ドリームスケイプス」みたいに
ジャズ的な楽曲やらに、発展させた印象。
特に、ティム・レイス(ts)ジェイソン・モラン(p)エスペランサ・スポルディング(b)らを迎えて
再演したその「インディゴ〜」が、ボク的には本作の一押しかと。
原曲のベースはディブ・ホランドの音をサンプリングしたものを
鍵盤で弾いてたけど、本作ではエスペランサがちゃんと弾いてて、
それに呼応するようなデジョネットの軽やかなリズムが心地よい。
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Whitney Houston R.I.P.

2012/02/15 03:12
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Whitney Houston
Madison Square Gardens, New York, New York 1991-07-23
(MP3:198kbps/SB:FM)

featuring Kirk Whalum(sax)

1. I Wanna Dance With Somebody - 5.35
2. Saving All My Love For You - 8.20
3. How Will I Know - 3.41
4. Didn't We Almost Have It All - 6.55
5. All the Man That I Need - 7.06
6. My Name Is Not Susan - 4.22
7. Anymore - 4.30
8. A Song For You - 7.07
9. Who do you love - 5.26
10. I'm Your Baby Tonight - 4.26
11. Greatest Love of All - 9.44


ホイットニー・ヒューストン追悼ということで。。。

この音源の「ジャズ〜フュージョン的」な
聴き所はズバリ、カーク・ウェイラムの参加。

カーク・ウェイラムとホイットニーといえば、
ドリー・パートンのカヴァー「I will always love you」での
情熱的なテナーソロが有名だけど、
その少し前のツアーにも参加してたよう。

アルバムでは、トム・スコットが艶っぽく寄り添ってた「2」の歌伴や
ホイットニーの歌に勝るとも劣らないソウルフルなソロを聴かせる「11」
などでもカーク・ウェイラム大活躍。

ホイットニーの歌では、
ピアノとカークのサックスのみを伴奏にしたポップスタンダードの「8」。
彼女のルーツであるゴスペルを前面に出した素晴らしいパフォーマンスに
ただただ、、、涙、涙、、、。

こういう路線も、彼女の中で残しておけば、
下世話なゴシップで押しつぶされそうになった時の
最後の切り札になったのではないかと思うと残念でならない。。。

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Impressions

2012/01/25 14:49
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ドライブ感のあるメロディがたまらない
トレーンのオリジナル「インプレッションズ」。

ボクのiTunesの中で
どんだけあるか?調べてみたら、、
というのがこれ。

まだ、同じ人のライブバージョンとかを
含めればもっとあるけど。。。

またラジオで流そうかなぁ、、、
とも思うけど、
ジャズ〜フュージョンまで、ま、いろいろとアレンジのバリエーションはあるにしても、
同じ曲だけで「32曲/5.7時間」のヴォリュームに耐えられるか?
心配なとこではあるなww

いつやるか?は
ちょこちょこ、ツイッターをチェックしてみて下さい。
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Valdez in the country

2012/01/15 17:50
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1月13日が
ドニー・ハサウェイの命日ということで、
2日遅れだけど、
それにちなんだソングリストを作ってみた。

ボクが好きな
「Valdez in the country」ばっかりのヤツ。

昨日の深夜に
こっそりねとらじで流したけど、
リクエストがあれば再放送します。

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1日遅れのテディペン命日のソングリスト

2012/01/14 15:22
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昨日はテディペンの命日だったそう。

ということは、
マイケル・ブレッカーと同じ日に亡くなったんだ。。。

また命日といえば、
ドニー・ハサウェイも1月13日。

「1月13日」は、
ボクにとって忘れられない日になる。

ということで、
以前作ったテディペンのソングリストをアップしときます。

最近、ボケがかなり来てるんで、、、
これもどっかでアップしたような気も。。。

フィリー時代は、
かなりベタベタな選曲すが、、、
事故後のクルーナー的な路線になった
エレクトラ以降は、
ちょっと趣味的になってます。。。

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マイケル・ブレッカーの命日なんで

2012/01/13 23:02
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今日1月13日は、
マイケル・ブレッカーの命日ということで、
彼の私家録音の中から、
ボクの好きな辺りを選曲してみた。

とりあえず、
まず、ソングリストをアップ。
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Jazz For Japan "Live" with SpecialGuest Al Jarreau

2012/01/07 01:11
1890 Jazz For Japan "Live" with Special Guest Al Jarreau
/ Tokyo Jazz 2011 (2011.9.2) (MP3:198kbps / 6files:68.9MB / SB:FM / 50min.)

Al Jarreau(vo on 4-6)
Clarence McDonald(key)
David T.Walker(g)
Del Atkins(b)
Hubert Laws(fl)
Ndugu Chancler(ds)
Tom Scott(sax)

1. So What
2. What A Wonderful World
3. Watermelon Man
4. My Favorite Things
5. Cold Duck
6. Spain


デビTとトム・スコットの演奏が聴きたくて、
正月早々から、NHKFMで放送された
東京ジャズ2011プレイバックをPCでエアチェック。。。

「Jazz for Japan」の演奏は、
生放送メインの時にも、「4」「5」の2曲だけが放送されてたけど、
「プレイバック」で残りが放送された。

「Sugar」も放送予定にあったので、
楽しみにしてたら、エンディングテーマ替わりの1分にも満たないもので、
トホホ。。。

全体的な雰囲気は、
演奏側の意図も同じだろうけど、
まさにCTIの焼き直しみたいな。。。

そんなややルースな展開の中で、
面白かったのは、予想通りデビTの弾く「1」。

演奏自体には驚きとかはないんだけど、
あ〜こう演りますかぁ、、、みたいな感じで、
かっこ良かった。

また「2」では、
歌心溢れるというか滋味豊かというか、
そんなデビTの魅力が堪能出来る。

あとは、随所で、ファンキーにピシッとキメる
トム・スコットの職人芸も良かったな。

ネットのいろんな所で、
「有志」たちが、去年の東京ジャズのソースを「補完」してるけど、
この「Jazz for Japan」だけは、
知る限り誰もやってなかったんで、
ボクも微力ながら協力させてもらった次第。

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今年も宜しくお願いします

2012/01/01 00:23
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今の日本というか世界の置かれてる状況を考えると、
とてもじゃないけど、めでたくも何とも無い。

なので、
新年の挨拶は、ひとことだけ。

今年も宜しくお願いします。

Swingroove Review 管理人 T
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ジョンスコバースデー記念ソングリスト(ヴァーヴ期〜現在)

2011/12/31 03:22
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行きがかり上というか、何というか、、、
最後までやらないと、いけないような空気になっちゃったんで、
今回で4回目ですが、
いよいよ現在までひっぱっちゃいました。

リーダー作は、
コレクションとして、この時期もちゃんと買ってましたが、
ぶっちゃけ、ブルーノート末期頃から、
買うだけで、あんまし聴いてなかったから、
正直、一番、選曲にしんどかったのが今回。。。

ただ、ブルーノート期同様、
聴けば聴いたで、悪い作品はひとつもなく、
いろいろ面白い所、かっこいい所、美しい所を
再認識されられることも多々だったんで、
こういうのもいい機会だったなと。

同じアルバムから複数曲選曲されてるのは、
単にボクが好きだったからだけ。。。

聴いて純粋に一番楽しかったのは、
やっぱり、レイ・チャールズトリビュート。
楽曲も完成されたものだし、ゲストが豊富な分、
本人もギターに専念できて
愉しめたんじゃないかなぁ。

来日した際、
一度、ボクの拙い英語で、
30分ほど話をする機会があったけど、
人当たりの良い気さくなおっちゃんだったけど、
音楽に対しては、「クソ」がつくほど
真面目な感じだった。

なんで、ギターの演奏と同じか?
それ以上に音楽全体を作るということにも
拘ってる人だと思った。

ショーターを迎えたアコギのバラード作から、
MM&Wとの出合いからジャム・バンド路線へ、
で、また一段落、ジャズ演って、
今度はR&Bへ、、、みたいな感じで、
雑多というか好き放題の印象だけど、
節目、節目に、
スティーヴ・スワロー=ビル・スチュワートとのトリオが
入ってるようにも見える。

このトリオは、
ジョンスコにとっては、
もうライフワークのようなもので、
「自宅」のような感覚なんだろうなぁ。

ひと通りやりたいことをやり終えると、
家に戻ってリラックスしつつ、
次の策を落ち着いて練るみたいな。

レア音源的には、
96年のマイケル・ブレッカーのグループに
ジョンスコが加わった「ナッシング・パーソナル」や、
ラリー・カールトンやロベン・フォードとの共演などが、
面白いんじゃないかなぁ。

*ねとらじでの放送は近日中にやりたいと思いますんで、
ちょこちょこツイッターをチェックして下さい。。。


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ジョンスコバースデー記念ソングリスト(ブルーノート期)

2011/12/28 20:12
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いよいよ第三回目。

一応、「ブルーノート期」と銘打ってますが、
80年代中期からの音源も含んでます。。。

初っ端の82年の
ヴィトゥスとトニーと一緒に演ったトリオの音源は、
「プレマイルス期」の忘れ物だし。。。

マイルスバンドを卒業した
80年代中頃以降は、
マーク・ジョンソンのベースディザイアーズのようなユニットやら、
ゲスト参加とかが多くなったんで、
地味〜なブルーノート期の音源ばかりではなく、
結構、バラエティに富んだ動きのある選曲になったのでは?
と半ば自画自賛(苦笑)。

で、ブルーノート期の最後は、
パットとの双頭ユニットの94年7月12日ペルージアでの
ライブブートで締めてみました。

今回は33曲、約4.1時間の長丁場。

こうやってまとめて聴くと、
マイルスバンド卒業後は、
自身のネームバリューも飛躍的に高まって、
より自由な演奏活動が出来るようになった
充実した時期であったことを
再認識させられたよう。

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ジョンスコバースデー記念ソングリスト(マイルス〜グラマ期)

2011/12/28 00:29
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*D-Trainはマイルスバージョンとの比較のためだけでジョンスコは当然参加してません。。。

昨日の続き。。。

ボクがマジでリアルタイムだった時代なんで、
思い入れが強い。

特に、
「Still Warm」〜「Pick Hits」までの
ファンクバンド時代は、
いつ聴いても、
やっぱり、血湧き肉躍るものがあるな。

次の時代は当然、
「ブルーノート期」なんだけど、
この時代とは正反対にかなり地味〜。。。

なんで、ジャムバンドへも手を伸ばし出した
「ヴァーヴ期」まで広げてもいいかも。





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ジョンスコバースデー記念ソングリスト(プレマイルス期)

2011/12/26 23:12
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今日12月26日は、
ジョン・スコフィールドの60回目の誕生日だそう。

で、それを記念して、
サクっとソングリストを作ってみようと思ったけど、
「お休み」期間(苦笑)がほとんどない
優等生なんで、公式、非公式、リーダー、サイド、、、、
と音源が莫大にあるんで、
簡単にまとめ切れない。。。

しょうがないんで、
とりあえず、エンヤ時代までというか、
マイルス期前までというか、、、
その辺まででまとめてみたのが、
このソングリスト。

70年代後半の
エンヤ盤のアコースティックジャズ作品を聴くにつけ、
現代のジャズシーンへ与えた影響の大きさを
思い知らされる。

次は、近いうちに、
「マイルス〜グラマビジョン期」をやりたいと思ってますんで、
その時はまた宜しくお願いします。




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